【読書レビュー】仕事と育児の両立に悩むあなたへ「新ワーママ入門」

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【読書レビュー】仕事と育児の両立に悩むあなたへ「新ワーママ入門」

 

こんにちは、なずなです。

昔から図書館が好きで、学校図書館の先生になりたかった人です。多読ではありませんが、仕事・自分・育児のために読んだ本のレビューを書いて行きます。

 

小学校低学年のときは本が嫌いで、

借りた図書の本を延滞しすぎて先生にひっぱたかれたにゃー

そんな人が本好きになったなんてうそやろ

仕事と育児の両立のために・・・

今回読んだのはこちら

 

悩みを解決するには「人と話す」「本を読む」⇒「行動する」

ちょうど育休から復帰して仕事にも慣れてきた復帰1年目の終わり頃購入。

 

とにかく、仕事も少々セーブしつつ、子ども優先のつもりで過ごしていたけれど、仕事が繁忙期に入るとそうもいかず、子どもを寝かしつけて寝落ちし、真夜中に起きて家事や持ち帰り仕事をして、数時間寝て、朝早く起きてバタバタ保育園、仕事に行く、という毎日を繰り返し、体調を崩しました。。。

こどもの急な病気での早退や欠勤もあり、職場での関係作りにも悩んでいて、何かに悩んだら、「人と話す」か「本を読む」で解決している私は、先輩ワーママにも相談しつつ、「仕事と育児の両立」というキーワードで本を探しました。

 

この本を読む方はきっと同じように仕事と育児の両立や、バランスの取り方で悩んでいると思います。

本を読んで吸収したこと、行動したこと、そして変化したこと、

レビューとしてまとめてどこかのワーママが本を選ぶ際に参考になればと思います。。。

結論読んで良かった本?

結論 、読んで良かったです。

Amazonのレビューなどでは、評価高めの割りに、「当たり前のことばかり書いてある」など書かれていて、購入するか迷いました。前半部分の「神話の解説」はちょっと退屈でしたが、後半の実践的な「考え方」「行動の仕方」は実際に活かせそうなものばかりで、ワークシートもついているので活用できるのではないでしょうか。

細かい悩みの解決!ではないですが、モヤモヤしているワーママはすっきりする方が多いかも。

本で伝えたいこと

では、ポイントをまとめていきます。

前半では、「母親のあるべき像」「育児の時代感」について説明がなされています。今のワーママが苦しい状況になりがちな背景ですね。

中盤から、「ワーママがどう育児仕事を両立できるか」を考えて行く内容となります。

どうなりたい?長期的視点で見える化することで「共有」「安心感」

ではどうすればいいのか?

本の中では具体的に解決策を示してくれています。

方向性・着地点を決める

なんでもそうですが、ゴールを決めることで、そこに行くにはどうしたらいい?とやるべきことを明確にしやすいですよね。

この場合も同じで、まず自分が何年後かにどうなりたいか?を考えます。

女性は「プライベート」「仕事」「子育て」と、3方向にアンテナをはっています。

その3つを、それぞれの時期に、どのようなバランスで、どんな自分でいたいか、を具体的に考える(どんな生活でいたいかという状態がよいのだと私は思います)と今何を大事にするべきか明確になり、迷うことが少なくなります。

長期的な視点は、「今」という「点」にしばられず、焦らなくていい、という「安心感」に繋がります。

手を動かすことで考えが深まる「ワーク」がついている

本には綴じ込みでワークシートがついています。書くことは整理することだと思います。

「今もやもやしていること」や、上記に書いた「どういう自分でありたいか」などを書き出しておくことで、

自分の悩みを整理し見える化し、後々見返したり、パートナーに共有したり、と問題点の洗い出しや確認、共有できます。

もやもやだらけだわー

子育ては「チームで」〜想定外のことをシミュレーションしておく〜

自分ひとりでためこまない!子育ては自分だけでなく、家族親戚・友人・保育園・・・いろんな人が関わっています。それを「チーム」として考えて、積極的に関わって行くことを勧めています。

特にパートナーの協力は必須・・・

ファミリーサポートや公的機関などの外部サポートもチェックし、こどもの年齢・その年齢によくある障害と合わせて、夫婦の仕事での負荷やスケジュールなどもシミュレーションしておくと安心。。。

職場での「信頼関係作り」のコツ

「チーム」は「職場」もそのひとつ。

「ワーママが働きやすい職場は、誰もが働きやすい職場」と言えばそうですが、現実問題そんな簡単ではありません・・・時短勤務で早く帰る後ろめたさ、早退・欠勤の時の申し訳なさ・・・女性男性・独身既婚・子無し子持ち、、、人それぞれの状況で、なかなか理解を求められません。

 

その中でも、人とは違う働き方をしているワーママだからこそ、変えられることや伝えられることがあったり、「チーム」を大事にしているからこその「コミニュケーションの仕方」や「面談の活用」などの具体的な「信頼関係作り」を示してくれています。

 

どう変わった?使えるポイントは

読んで考えて、「行動」しなければ意味がないですよね。読んだ当時は「職場での信頼関係作り」に悩んでいたので、「コミニュケーションの仕方」を取り入れました。

 

具体的には

  • 上司への報告の仕方(時短勤務だからこその仕事の仕方の提案や、懸念点を開示する)
  • 急な早退時の後輩やスタッフへのフォロー(具体的な評価も含めて感謝を伝える)
  • こどもの体調がよくなさそうなときは早めに周知しておく(体調崩しやすさを前もって伝える)

などです。

 

また、今回読書レビューを書くにあたり、本を読み返していて「長期的視点の理想像」をよくよく考えていなかったので、考えてみよう!と思いました。。。きっと今の自分はそこにモヤモヤしているのかも。。。

 

いつもモヤモヤしてるにゃー

本は読む時期・年齢で、気づくことが変化していくので面白いですね。。

どこかのワーママの参考になれば嬉しいです^^

 

ママの笑顔は子どもの笑顔✨

 

ではまた^^