【読書レビュー】困ったら、「分け方」を変えてみる。で思考の整理

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【読書レビュー】困ったら、「分け方」を変えてみる。で思考の整理

 

こんにちは、なずなです。

近くに図書館を発見し、こどもと図書館に行く習慣ができました。

もともと本が好きなので、子供用の絵本と、自分用の本を借りています。

 

本屋さんや図書館に行くと、「自分の今興味のあること」や「いま解決したいこと」がよくわかります。

ずらっと並んだ本の背表紙から、気になるタイトルの本を手に取ります。

あらかじめ、「これについての本を探そう」という場合もありますが、無意識に「気になった」本を手に取ると、あぁこれを解決したかったのだ、と気づかされるのです。

仕事や育児、生活でモヤモヤしているときは、本屋さんや図書館にいくと、解決策(本)が見つかるかもしれませんね。

「分け方」という新しい切り口

 

今回読んだのは

【困ったら、「分け方」を変えてみる】

 

 

コクヨ株式会社に勤めている下地寛也さんという方の著書です。

 

パッとタイトルを見たときに、「何に」困っている、ということではなく、ただ「困ったら」と記載されているので、??何の話だろう。。と興味を引かれました。

 

こちらの本では、生活や仕事の中での「分け方」を具体的なシーンを取り上げて説明しつつ、どこにどういった「分け方」があり、それはどういった理由や感情の根拠があるのか、実際に自分に活かすには?という点も書かれているようで、

「分け方」という切り口も新鮮だったので読むことに。

 

読んでためになる??

 

「新しい視点で物事を見られるようになった」という点で、得たものがあったかなと思います。

具体的なシーンが多く上げられているので、読者も想像しやすく、理解に繋がりやすいかと思います。

特に「家事の分け方」や「仕事での分け方」など具体的なので、何かに活かせそう!

駐車場の分け方や、お店の分類の仕方など、改めて考えると私たちの暮らしは「分ける」ことばかりなので、

気になると生活の中でそのことばかり気になってくるかもしれません笑

これは私の好みですが、文体がなかなか集中しづらい感じで、ところどころ気になったので「とてもいい」とは言えず・・・

これは個人の感想にゃー

「分け方」ってなに?

「分ける」ことはほぼ全てのことに当てはまること。

私はこの本を読んで初めて意識しました・・・

「分ける」について下記が本の中で解説されています。「分ける」事のついては理解が深まると思います。

  • 「分ける」事の重要性
  • 「分け方」の難しい理由
  • 基本の「分け方」
  • 「分け方」の目的

分け方の「目的」を考えてみる

分け方の目的は4つあります。

目的により1つの物事に対しても、分け方、基準が変わるんですね。

①ちょうどいい分け方:人がちょうどいいと感じる分け方がある

②思い通りに人を動かす:人の感情や、行動理由などを考えて「分け方」を変えます。

③自然に整理される:整理整頓される仕組みを作るには「分ける」

④商品サービスが売れる:「シーン」「時間」、「イニシャル」「ランニング」コストなど

本文より

よくよく考えるとなんだか操られている気がしてきたわ・・・

 

ワーママの「分ける」どこで活用する?

パパとママの家事分担【家庭での「分ける」】

家でできる分かり易い「分ける」ことは家事の分担!

我が家ではほぼ自然な流れで分担(9:1で私w)しています。

分担するときは下記の流れで!!

  1. 対象物を書き出す
  2. 分け方を書き出す
  3. 目的を意識し、解決の糸口に繋がる分け方を選び、分ける

まず「家事」をすべて書き出します。食事作りや掃除洗濯から、ゴミの分別などの細かいことまで・・・

次にどう分けるか、を考えてみる。

「平日・休日」

「負担が重い・軽い」

「時間がかかる・すぐに出来る」

「スパンが決まっているもの・決まっていないもの」

分け方次第で、いろいろな分類ができます。そして、今ある課題に合わせて分け方を選び、分けて行きます。

「負担を”平等”にしたい」のであれば、「負担の重さ」の分け方で。

「平日と休日の家事を整理したい」のであれば、「平日・休日で決まっているもの」や「時間がかかる・かからない」で調整して考えてみます。

仕事での課題分離【職場の人間関係での「分け方」】

「分ける」は、人間関係の中でも使えます。何か問題があったときの対処の方法として、人間関係の問題の場合、ごちゃごちゃしがちですよね。。下記の方法で、何をすべきか、何をしないか、を整理することができます。

「相手」の問題を書き出す

  1. 自分で解決できるもの
  2. 相手の問題
  3. どうでもいい

問題を整理して分けることで、自分が何をすべきか客観的に考えられるんですね。

自分の問題、と、相手の問題、はアドラー心理学でもよく聞きますね。

私の場合は、「部下自身の問題」と「私の指導の問題」で分けて考えてみました。

 

急に出てきた「アドラー心理学」

「相手」の分け方を知る

これだけ生活の中にたくさん「分ける」ことがあれば、人により、「分け方」が違います。

仕事や生活の中で「分け方」を知ることで、その人が何を大切にしているのか、どういった「目的」に重きを置くのかをしることでコミニュケーションのヒントになります。

家族や職場の人は、どんな「分け方」をしていますか?

 

新しい視点で「生活」「仕事」を考えてみよう

 

「分け方」という新しい切り口の著書でした。

いろんな例が出でいましたが、改めて考えると、たしかに。ということばかり。

意識してみると、いろんな「分け方」とその理由、目的が気になりました。。

では、また^ ^