ストレングスファインダーとは?資質や強みを知る|診断方法や活かし方
こんにちは、なずなです。
就活や転職活動の時に自己分析をした経験はあると思いますが、そういった人生の岐路以外に自分の分析をしたことがありますか?私自身占いが好きなので占いは見るのですが…
最初に言っとくけどこの記事は占いは全く関係ないにゃー
今回は「自分を知る」ために有効な自己診断のツールである「ストレングスファインダー」をご紹介します。
ストレングスファインダーとはどのようなものか?といったところから、診断結果を活かすには、というツールの目的を果たすためのコツまで解説します。また、別記事ではストレングスファインダーを使ってみたレビューなども書いていく予定です。
- 仕事や転職活動に活かしたい
- 自分の事ももっと理解したい
- 部下や周りの人におすすめするために理解を深めたい
こんな方に読んで頂けたらとおもいます。
ストレングスファインダーとは?
ストレングスファインダーとは、アメリカのコンサルティング会社GARAP(ギャラップ)社が開発した人の強みを抽出できる自己分析診断ツールの事です。数年前にストレングスファインダーの本もベストセラーになった事も記憶に新しいかと思います。
ストレングスファインダーでは才能と呼ばれる個人の資質を34に分類し診断結果として表します。自分の才能(強み)を知り理解する事で、強みを探すのではなく強みを活かすことに注力でき、仕事や日常生活をよりよくできるのです。
ストレングスファインダーの「才能」とは
ストレングスファインダーはWeb上で177の質問に答える事で、自分の才能(強み)がわかります。
才能の定義とは「無意識に繰り返され表れる思考、行動、感情のパターン」としており、日頃の自分の考え方や行動がそのまま反映され、それが才能とされています。
「34の資質」とは
ストレングスファインダーでは、似たような才能の集まりを34に分類して、最も特徴的で優先頻度の高い行動や感情・思考を順位をつけて出します。上位の資質であるほど、その人によく表れる特徴=才能(強み)とされています。
34の資質をご紹介します。34の資質も特徴で4つに分類されます。分類された資質の中でもどの資質が多いかで、その人の欲求の傾向もわかります。
たくさんありすぎてわからないにゃー
診断結果では、傾向が強い順に資質が並びます。強みとして上位から並びますが「資質の二面性」という考え方も理解しておきましょう。つまり、長所は短所でもあるという事です。例えば「責任感」が強い資質は、最後まで責任を持って仕事を完遂する長所としても捉えられますが、一方で他の人に仕事を引き継いだり任せたりするのが苦手な面もあるとも捉えられます。
診断結果の捉え方は分析結果として補足で「洞察結果」「詳細レポート」がついてきます。
上位を見ると強みが、逆に下位を見ると苦手な部分がわかるのね
長所も短所。紙一重?いろんな解釈ができるにゃー
診断方法
ストレングスファインダーを受けるには2つの方法があります。
- Web上で受ける
- 書籍を購入してアクセスコードを入手する
- スマホでアプリをダウンロードする
Web上で受ける
ストレングスファインダーはGARAP社のホームページからも受けられます。
ユーザー登録をした後に受けるテストを選び、診断を開始します。診断自体は設問に対して直感で答えるとし、約30〜40分で終わるものとされています。
テストの種類は3種類あります。
- クリフトンストレングス34(34の資質全てを知る) ¥5,850
- クリフトンストレングスの上位資質(トップ5の資質を知る) ¥2,340
- クリフトンストレングス34アップグレード(トップ5からのアップグレード) ¥4,680
書籍を購入してアクセスコードを入手する
上記で紹介した書籍「さあ、才能に目覚めよう」以外にもストレングスファインダー関連書籍があります。その関連書籍を購入するとテストを受けられるアクセスコードが付属されています。
GARAP社ホームページでアクセスコード入力画面に行き、入力します。それ以降は上記の方法と同じくユーザー登録後にテストを受ける流れとなります。
スマホでアプリをダウンロードする
ストレングスファインダーはスマートフォンにアプリをダウンロードすることでも手軽に診断を受けられます。
アプリをダウンロード後、アプリ内課金によりテストを受けられます。ここで注意が…
アプリで受けるとWeb上ホームページでの診断より料金が高くなる!
アプリでは
- 上位5位資質までの診断 ¥2400 (PCの場合¥2340)
- 全34資質の診断 ¥10800(PCの場合¥5850)
*Androidの場合ドル円のレートの変動性となっています。
手軽に受けられるメリットもありますが、特に全資質を診断したい場合は大幅に金額が変わるので注意が必要です。
結果の見方や活かし方
私が診断をしたら診断結果をみて、ほうほう、と思ってしまう…そんな光景が目に浮かびます。診断は見て終わり、ではなく、知って、使って、なんぼ!(というと変ですが。。。)私自身まだ受けていないですが、活用方法を調べてみました。参考にしてもらえたら幸いです^^
まずは資質の理解を【具体的な行動に置き換える】
34もある資質。自分の上位や下位の資質を確認してみましょう。「回復志向」とは「共感性」とはどういった行動なのか。そして、重要な事は上位の資質に関しては実際に自分の過去の体験と重ね合わせて考えると明確に実感ができます。
何かうまくいったことや嬉しかった事、忘れられない事、失敗した事・・・それらの体験はすべて資質に基づいたものであるはずです。自分の行動と資質が結びつく事で、今後に活かすイメージがしやすくなります。
仕事や日常生活で活かし方や注意することを書き出してみる
過去の自分の行動と資質を結びつけて、資質に基づいてどう行動するのかをイメージしやすくなります。それをさらに今後に活かすためには、資質から仕事や日常生活での活かし方、逆に注意すべきことを導き出してみます。
例えば、過去に部活動や課外活動でコミュニケーションをよくとれた経験があると、資質上位に「調和性」「社交性」がある場合にはそれに結びつきます。では今後は「調和性」「社交性」の資質を活かすために、仕事でもコミュニケーションを円滑にする役割を担うと成果が出しやすくなるのです。
周りと「資質」を共有する
ストレングスファインダーを企業で導入している場合、自分の資質や周りの人の資質を共有する事でより働きやすく、かつ成果も出やすい環境になると言われています。
「強み」を知り、「弱み」を補う関係になる事で、得意な仕事不得意な仕事の割り振りやフォローもしやすく、相手の喜ぶ事や苦手な事も理解しやすくなります。上司と部下の関係でも、どう接したらいいか、指導方法なども考えるヒントにもなりますね。
社内みんなやって開示してほしいにゃー
自分を客観的に知る事がさらなる成長へ
いろんな自己分析ツールがありますが、ストレングスファインダーは世界中で使われているツールです。
同じ基準の中で「資質」を知る事で、他の人との違いも比較しやすいですね。また、もし面接などで伝える機会があれば、よく使われているツールなので相手も理解しやすいかもしれません。
自分の事はよくわからない部分も多いです。仕事や日常生活でより「無駄なく」、自分の長所を伸ばしながら活かせたら周りにも、自分にもよい影響が多いと思います。客観的に診断することでさらに自分の成長を促すきっかけになればいいですね。
私もストレングスファインダーを受けてみて、感想や活かした経験などを記事にできたらと思います。
では、また^^