時短勤務は昇進できない?ワークライフバランスを満たす働き方
こんにちは、なずなです。
飲食業12年目、今は時短勤務正社員でカフェでワーママをしています。3歳の娘は保育園通い。身体も丈夫になってきて、保育園からの呼び出しはほとんど無くなりました。とはいえ、短い時間で働いていて周りにも気を配りつつ働く毎日。そんな中でも好きな仕事をさせていただいている事に感謝しています。
多くの女性は、結婚出産まではがむしゃらに、、マイペースに…それぞれのペースで仕事に打ち込んできたと思います。それが結婚出産により「自分の望むペース」で働けなくなります。環境の変化によるものですね。自分1人ではなく、家庭環境やパートナーの考えなどがとてもとても影響しますよね。。
最近「組織変更があるかもしれない」という社内の噂を耳にしました。ワーママが増えている社内。さてワーママで昇進はあるものか?という疑問を解消すべく調査しました。
- ワーママで昇進できるの?心配
- 正社員かパートにするか迷っている
- ワーママだけど昇進したい!どうしたらできるかな
- 昇進の雰囲気の無い会社!転職すべき?
こんなモヤモヤのワーママに向けて、少しでも参考になればと書いて行きます!
正直なところ、お金はほしいにゃーw
周りに比較的負担のかからないように、昇進とかできたら(ゆーっくりでいいので…)というのが希望w
時短勤務ワーママでも昇進できる
時短勤務でも昇進はできます!
私の会社は女性の役職を増やしたいというのもあり、出産して復帰された女性社員を幹部に引き上げる人事を出すなどしています。ただ、会社や部署、タイミング、上司によるところは大きいと言わざるを得ません。。。
ワーママがよりよく仕事をしていくにはどうして行けばいいのでしょうか…?
ワーママの仕事はワークライフバランス
ワーママの仕事や昇進についてはこちらの調査を参考に考えてみました。
2019年なので、ほんと最近の調査!
ワークライフバランスとは?
女性にとって結婚出産は大きく環境が変わる人生の一大イベント。環境が変わっても仕事を続けられる要因として「ワークライフバランス」があります。
「ワークライフバランス」という言葉も最近日本社会でも見かけるようになっていますよね。特に「女性の働き方」という意味合いで使われることが多いですが、本来の意味は以下のようです。
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、ひとりひとりの人が自分の時間を、仕事とそれ以外で、どのような割合で分けているか、どのようなバランスにしているか、ということ[2]。英語辞書コリンズに掲載されている定義では、ひとりひとりの人が、日々をどのように構成しているか、たとえば仕事に何時間つかい、友人との交流や趣味の活動に何時間つかっているか、ということ[3]。
女性の働き方でいうと「仕事・家事・育児・自分」という4つの軸をどのようにバランスがとれるか、という意味合いですね。そしてそれは自分でコントロールできるものとできないものがある。だからこそ難しく、壁にぶつかる女性が多いのですね。。。
女性の働き方を決めるには、会社の考え方でも違うし、こどもの性格や成長によっても違うと最近気づいたにゃー
そして、パーソル研究所の調査においての「女性のワークライフバランス」は以下の3つのポイントが重要であると報告されています。
①理解▶︎職場での「家庭と仕事の両立に対する理解」
②適切な仕事量▶︎女性からの仕事の希望を伝える
③裁量性▶︎女性自身が仕事のコントロールが出来る
この3つのうち1つでも欠けると「離職」に繋がり易い、というアンケート結果が出ています。
確かに、①理解が無いと、時短勤務や病欠が続く中での仕事は難しい。②適切な仕事量でないと、業務過多で家事育児のバランスがとれなかったり、逆に仕事が無さ過ぎてモチベーションが下がってしまう。③裁量性がないと、これもモチベーション低下の原因のひとつになります。
ワークライフバランスは「職場」と「女性本人」の意識とそのすり合せで成り立つものですね。。
昇進意欲は封印される!本当は昇進したい…
なんとか仕事を続けていても、自分のキャリアはどうなるんだろう…ふと不安になるときもありますよね。調査結果を見てみると、ワーママの管理職志向は出産前は2割弱。それが出産により一旦落ちます。小さい子どもがいると急な病気も多く手もかかるため、家庭重視になる傾向。子どもが成長し手が離れてくると、自分の仕事について考えるようになるのか、再び上昇志向の傾向となります。
出産前 | 19.6% |
3歳未満の子どもがいる | 7.7% |
小学生の子どもがいる | 17.3 |
私自身は娘が7ヶ月のときに保育園に預けて仕事復帰しました。確かに、1年目は昇進とか関係なく慣れない環境で仕事を頂けるだけでありがたい!(というか欠勤早退で迷惑ばかり…💦)なんとか自分の仕事を精一杯こなすだけでした。今娘は3歳になり身体も丈夫で、発熱はほとんどありません(1年程ないです!!)今になり、生活にもなれ少し余裕もあり、もう少し仕事に力を入れたいかなという気持ちになりました^^
余裕があるっていっても、毎日バタバタだし休日はバタンキューだにゃーw
問題のマミートラック…昇進希望を伝えていますか?
良く聞く「マミートラック」。女性が結婚出産を機に出世路線からはずれ、比較的負担の少ない仕事を任される事です。これは会社の忖度やママ本人の希望もあったり様々な事情により生まれるものです。
確かに小さい子どもが居ると時短勤務だったり急な欠勤などもあるので大事な仕事を任せづらいイメージですよね。一方で、ママ自身が気を遣って仕事の希望を職場に伝えていなかったり、十分に職場でのコミニュケーションをとれていなかったりもします。
キャリアアップのためにしている事まとめ
ワーママのキャリアアップのためにしている事を調べてまとめてみました。
- 自分からのアピール(情報発信)
- ある仕事を誠実にしっかりと取り組む
- 仕事を仕組み化して自分でなくてもできるようにする
- 自分の働き方を相談する
今の自分の仕事をしっかりと取り組む事。また、「負担をかけないように」「責任ある仕事したくないのかも」とおもわれがちなワーママ。自分の考えをしっかりと伝えておくことで、考えの齟齬を防げるのですね。
もちろんキャリア志向でなくてもいい
キャリアアップについて書いてきましたが、全員が全員キャリアアップを望んでいないと思います。ある程度の仕事をしっかりとして、家庭も守りたい。そのバランスがいい、という人も。バランスはそれぞれ。
女性のキャリアは長い目でみる
女性は男性より生活の変化が多いです。そのためなかなか先々のことを考えて動くのが難しい…それでも大切にしたい「軸」を持っていると決断のときに迷わない。少しずつ「自分の仕事とは」「仕事と家庭のバランスは」など考えていくとよいかもしれません。こどもが小さいときは、仕方ないというのは逃げかもしれない。でもチャンスはきっと巡ってきます。そのときのためにしっかり自分でできることをしたいですね。
ロールモデルをさがして話を聞く
会社の先輩や自分より先に結婚出産した友人でもいいと思います。どんな仕事をどのようにしているのか、生活リズムや家事のバランス…ワーママはみんな工夫しているので何かしらヒントがあると思います。
私は入社当時からお世話になっている先輩によく相談していただいていて、会社としても「メンター」としてついていただいています。
▼ワーママにメンターが必要な理由
▼ワーママの体験談の紹介「パワーママ」
自分の棚卸しをしてみる
自分がどう生きたいか、結構抽象的なことなのでなかなか考えないですよね?
女性は環境も働き方も、それに対する考え方も、極端に言うと年単位でコロコロと変わります。仕事と家庭の両立にしても、家庭に重きを置く時期、仕事に重きを置く時期と移り変わっていきます。自分でコントロールできない面もありますが、「自分が何を大事にするか」を考えておく事で出来る行動や対策が広がります。
▼「新ワーママ入門」読書レビュー
自分に大事なものを忘れずチャンスは活かそう
私自身は現場仕事が大好きです。周りに迷惑をかけてしまうこともありますが、感謝しつつ精一杯の仕事を、成果を出せる様日々奮闘しています!昇進となると現場を離れなくてはならない。これは家庭に重きをおくか、仕事に重きを置くかという問題とは別ですが、、、悩ましいものですw
調査でもまとめられている通り、家庭と仕事の両立は本当に周りの環境と協力を得られるか次第…自分では思い通りにならないことに無力感を抱くワーママも多いと思います。自分からの働きかけもどこまでできるか考えものですね。。
ただ、昇進昇格している人もいる!自分のキャリアをあきらめない人もいる!
それだけでも、ちょっと救われます…
会社の考え方はどうにも変えられない、1番の悩みどころかと思います。子持ちで転職…結構不安ですよね💦ただママでも転職されている方もいらっしゃいます。自分を大事に、必要であれば転職もひとつの手段かと思います!
どこかのワーママの「あ、ちょっとがんばっておこう」という気持ちに寄り添えたら嬉しいです^^
では、また^^